インフルエンサー目線によるソーシャル動画マーケティングのリアルな最前線

2022.06.21 | BitStar Agent
2022.06.21
BitStar Agent

インフルエンサー目線によるソーシャル動画マーケティングのリアルな最前線

今回はYouTubeやTikTokを中心に活躍しているクリエイターのえっちゃんに、クリエイター目線から色々とお話を伺えればと思います。
宮本:それではえっちゃん今日はよろしくお願いします。
えっちゃん:こんばんは、えっちゃんです!
私はYouTuberを7年しています。企業チャンネルのMC、個人チャンネルも200万人超えのチャンネルと75万人くらいのチャンネルをやっていて、日常系からアート、子供向けなど様々なことをやっています。本日はよろしくお願いいたします。


ークリエイターになったきっかけについて
宮本:早速、どんどん質問していきたいと思います。
【質問】YouTuberを始めたきっかけを教えてください。
えっちゃん:YouTuberを始めるきっかけは、一般的なYouTuberさんたちは自分が発信したい、インフルエンサーになりたいという目的や、自分の技術や持っている構想を具現化したクリエイティブ寄りな意味でのYouTuberになりたいというのがあると思います。
私はある企業に新卒で入ったら企業でチャンネルのMCになり、YouTuberになったっていう珍しいパターンです。
今は企業のMCとしてなどこのようなパターンでYouTuberになる方も多いですね。

ーコンテンツ内容と企業タイアップのジャンル
宮本:【質問】普段制作している動画内容や企業PR動画で多いジャンルを教えてください。
えっちゃん:私は結構旅行や日常系のようなものが多いです。そのほかにも、ダイエット系や食べてることも多いので大食い系とかがあります。
あと、絵を描くことが好きなので、アート系の特殊メイクや机など人の体に絵を描くなどといった動画も出しています。
結構幅広くマルチに動画を作らせていただいているので、タイアップ動画もいろいろな種類があります。もちろん旅行などと絡めてアプリの紹介だったり、ドライブのなかで使える商材を紹介したり、ある場所に行って動画を撮ることもあります。あとは、やはり美容系商材もあります。


ータイアップ動画制作のこだわりや工夫
宮本:【質問】ユーザーに刺さるコンテンツをどう考えていますか?また、動画の中で意図的に工夫しているエピソードを教えてください。
えっちゃん:私のチャンネルの年齢層でいうと、まずは10代後半〜30代前半くらいまでなので、その年代の視聴者に刺さるようなコンテンツにしようと考えています。私のチャンネルはコミカルな編集が多いので、少しエンタメっぽく面白い編集にして視聴維持率を保つようにしたりしています。
また、案件などの場合「提供」と最初に表示されるので、そこで離脱されないようにまず最初の5秒間でダイジェストのようなものを入れてキャッチーにしてまずは見てもらいます。
そこから一番の見どころを前半ではなく、中盤以降に持ってくることにより視聴維持率を伸ばし、視聴者の人たちにプロモーションするものを伝えられるようにしていくことを大切にしています。
プロモーション内容も案件の構成で最後に全部言うということがよく見られますが、私は良くないなと思っているので、訴求内容を動画内に散りばめて撮っています。
前半に少し説明して、私が実際に使ってみて一番良いと思ったポイントなどがあれば、中盤あたりに入れて、最後に詳しい内容や概要欄誘導、キャンペーンをもってくるという風に構成を作っています。


ーShorts動画の動向
宮本:【質問】昨今ショート動画が盛り上がりを見せており、えっちゃんもショート動画や縦型動画を上げていますが、ユーザーの反応含めて感想を聞かせて下さい。また、今後のトレンドもあれば教えて下さい。
えっちゃん:最近の普通の横動画の平均は10分くらいの動画が多いと思います。結構見るのに時間がかかるんですが、やはりTikTokのような縦動画が流行ってる分、YouTubeでもショート動画を見る人が増えていると思います。
ショート動画は普段の動画よりもやはりすごく再生数が良いんですよ。
おそらく今YouTubeを開いてショートを見にいくという動きをする人も結構多いと思っています。だからこそ、日常の動画ももちろん良いと思うんですけど、最近はYouTuber全員がショート動画に力を入れているところはあります。
なのでクリエイターも力入っている分、ユーザーのリアクションが良くて「コメント数」「いいね」は多いです。ショート動画は短いものだと3秒とか5秒だと思います。
繰り返し見てる人もいるみたいですよ。
それによって、1日2日で100万再生とかいく動画もあるので、おそらくエンゲージメントも高く、視聴者もショート動画を求めているんじゃないかなって最近思っています。

ーShorts動画の案件
宮本:【質問】企業PRをショート動画で実施するメリットを教えて下さい
えっちゃん:TikTokのPRもありましたが、YouTubeショートの案件は、私的にコスパがすごくいいって思っています。
もちろんクライアントさんの費用感的にも、動画1本は作ってもらえるけど普通の横動画よりは多分少し安く作れてクリエイター側も作るコストがその日常の普通の横動画に比べたら、簡単に作れるので、その割には影響力や視聴者のリアクションはすごくいいですね。


ー今後はライブ配信に注目
宮本:【質問】YouTubeショートやTikTok以外で注目しているものはありますか?
えっちゃん:意外とライブ配信はきてるなって思いますが、案件だと結構リスクが多いのかなとも思います。
ライブ配信者さんとかYouTubeの生放送とかでもいいですし、ライブ配信もいろいろ「LINE LIVE」とか「Pococha」とか「17LIVE」とかありますが、そういった媒体でも案件がうまく安全にできるようになったらすごくいいんじゃないかなと思いますね。
宮本:クライアントでも例えば百貨店にアパレルのお店があって、20時に閉店後からライブ配信でライブコマースをやってる方もいますね。
1回1〜2時間の配信で3営業日分くらいの売り上げを上げるということも聞きますので、これからのマーケティング手法の一つとしては非常に面白いと思いますね。

宮本:【質問】最後に、今後チャレンジしていきたい領域を教えて下さい。
えっちゃん:昨年からちょっとドライブに興味があって車も買ったんですよ。自分のマイカーで、いろんな温泉に行き、ドライブして車をカスタムしてみたいなことも結構ハマってたりとか、一人キャンプしてみたり、お一人様を極めたいと思っています。
お一人様で楽しみたいって思ってる人が結構今多いと思います。やっぱり家にこもって一人でいて暇だなとか、旅行とかにしてもやっぱり一人プランとか増えてて、私すごくいいなって思って行くんですけど、やっぱり一人で行くと行った先で暇なんですね。そういう時に面白いアプリとかあったら楽しいだろうし、その道中とかでオススメアイテムとか、家で楽しむアイテムなんかあったらいいなとか思うんです。そういう商品を紹介していきたいです。
宮本:なるほど分かりました!本日はクリエイターのえっちゃんにお話を伺いました。
えっちゃん:今日はどうもありがとうございましたございました!

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