阪急阪神ホールディングスのDXとYouTube施策に取込むワケ

2022.04.22 | BitStar Agent
2022.04.22
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阪急阪神ホールディングスのDXとYouTube施策に取込むワケ

阪急阪神ホールディングス株式会社グループ開発室の井川慶也様にご参加いただき、阪急阪神グループが展開する事業やデジタル甲子園といったDX化についてのお話をお伺いしていきます。

ー阪急阪神ホールディングス株式会社の事業内容

原田:御社の事業内容をお伺いしてもよろしいですか?
井川:阪急阪神ホールディングスグループは、鉄道事業をベースに「住宅」 「商業施設」等の開発から魅力あふれるエンターテイメントの提供まで、多岐にわたる分野においてサービスを提供しています。
これらの活動を通じて暮らしを支える安心や快適、そして、暮らしを彩る夢や感動を絶えず、お客様にお届けしている会社です。
原田:阪急阪神ホールディングスというと関西圏の皆様には、非常に知名度の高く、皆様の暮らしの一部になっている会社ですよね。

本日は、 DX化の取り組みなどのお話をお伺いできればと思います。

ー阪急阪神グループのDXの取り組みについて

原田:まず初めに井川さんの普段の業務や部署のミッションをお伺いしてもよろしいでしょうか?
井川:弊社はコロナ前までは多くの事業でお客様が移動されることを前提に、お客様とリアルな接点を持ちながら、商品やサービスを提供することで競争力を発揮してきました。
しかし、アフターコロナでは従来よりも更に移動の機会が減少することが考えられますし、また、デジタルの世界がより台頭してくるのではないかということが想定されます。
そこで私が所属している「グループ開発室」では、これらの変化に対応してニューノーマル時代でも持続的な成長を図ることができるように、DXプロジェクトを進めています。
原田:ニューノーマルなどと最近は言われるようになってきたと思いますし、こういったデジタルへのシフトが求められるようになってきたと思います。そういった中、御社のグループでの、DXの取り組みというのは、どういうところを主眼に取り組まれているのか、お伺いしてもよろしいでしょうか。

ーデジタル甲子園の概要

井川:具体的な取り組みの1つとして、メタバースに取り組んでおります。具体的に昨年の2021年には、阪神甲子園球場をデジタル空間上にリアルに忠実に再現したデジタル甲子園というものを制作しました。
その中でtoBイベントとして「企業展示会」、 toCイベントとして「阪神タイガースご声援感謝フェス in デジタル甲子園」を実施しました。
普段は立ち入ることのできないグラウンドを実際にアバターで歩いているかのように、臨場感が体感できるほか、居住地に関係なく瞬時に参加できるとかそういったところでデジタル空間ならではのサービスを提供することができました。
原田:阪神阪急グループさんがメタバースをやるぞというのは、かなり壮大な夢のある取り組みなのではないかと思います。私共BitStarでもご支援をさせていただいてる中で、新しい取り組みなどが生まれてくると良いと思っております。

ー成功点や課題

原田:デジタル甲子園などのDX施策ついて、御社にとっては新しいお取り組みのところも非常に多かったと思います。新しい挑戦をする中で、参加者からの嬉しい声やどういった課題があったかなど、お伺いしてもよろしいでしょうか。
井川:参加者の方から届いた嬉しい声ですと、コロナの影響で現在密なイベントが開くことができない状況の中でもバーチャルイベントであれば、大人数で集まって、密になっても大丈夫というところに関しては良かったとよく言っていただけました。
また、リアルではできないような瞬時にブース間を移動する、デジタル上で名刺交換、会話もできる、テキスト上でもチャットができるようなデジタルならではの価値を提供できたことも非常によく言っていただけました。
原田:ブース間を一気に移動できるとか、中々リアルな場ではできないことですね。これによって新しく生まれるコミュニケーションやこのような新しい価値みたいなものも御社では今回の施策で感じているということですか?
井川:そうですね。一方で、デジタル甲子園の機能の面、実際にどんな様子なのか、どういったことが出来るのかを正しく伝える、あとはお客様に対して集客をしっかりする、この2つに関しては難しかったなというのが正直ありましたね。

ーYouTube施策について

原田:そういった課題ですと、どのように新しい概念や新しいイベントを伝えていくかというところになると思います。なかなか従来の方法では伝えづらかったという実感がありますでしょうか?
井川:そうですね。今回、実際に御社のYouTubeチャンネルの「CreatorsTV」に動画を出させていただきましたが、やはり動画の中ですとアプリがあって、実際にアバターで参加して「ブースを回れるんだ」「資料が見れるんだ」「商談ができるんだ」など実際の様子をしっかりお客さんにお伝えすることが出来たのかなと思います。
そして、もう1つ集客の部分で言いますと、今回、最初に行った企業展示会では、会社員の方々にターゲティングをする、あるいはDXに興味がある方をターゲティングするというように、興味があるお客さんにしっかりリーチして集客ができるというところがYouTubeの強みだと思います。

ーBitStarのソリューションについて

原田:当社の「CreatorsTV」をご活用いただいたり、Facebook広告も一緒にやらせていただいたり、御社の中での集客方法としてのナレッジになっていければいいなと思っております。
今回ご一緒にお仕事させていただいたこともありまして、御社の課題や当社のソリューションについてどこまでお応えできたかお伺いしたいのですが、何か当社のデジタルの広告のソリューションで良かった点や、「CreatorsTV」に関してこういうところが良かったなどがありましたら教えていただけますでしょうか?
井川:「CreatorsTV」で言うと、静止画ではなかなか伝わりにくいような、実際のデジタル甲子園の様子やアバターが歩いているところ、どのように操作するのかなど、情報量が多く発信できたのが動画の魅力だと思います。
また、それに合わせて御社では動画の制作からプロモーション、広告運用の部分まで一気通貫で行っていただけたのは非常にありがたかったです。
あとは、データの分析です。広告を出したあとに実際にどれくらいの人が見てくださって、どういった年齢層の方なのかなどのデータ分析までできたことは、非常に良かったです。
原田:ありがとうございます。動画を使うことでなかなか分かりづらい、伝わりづらいところを見ている方にお伝えしたり、理解促進していくところや、そこからどのくらいの人が見たかというようなデータを用いた振り返りまで、ご一緒していけたらと思います。

ー今後の展望について

原田:今回の「CreatorsTV」の取り組みをさせていただいた中で、今後も御社では色んなDX化の取り組みがあると伺っております。
「JM梅田ミュージックフェス(β)」というイベントがあるとお伺いしていますが、次の取り組みや今後のDX化の取り組みについて、お教えいただけますか?
井川:今言っていただいたんですが、「2022年3月12日(土) / 13(日)」 2日間にわたって大阪・梅田をデジタル空間上に再現したJM梅田ミュージックフェスを開催します。こちらは、総勢50名を超えるVTuberやバーチャルアーティストがメタバース上でライブを行うというものになっています。

来場される方にアプリをダウンロードしていただき、無料で入場していただけますので居住地や密を気にすることなく、フェスを楽しんでけます。
原田:関西に関わらず、どこにいても誰でも参加できるということですか。メタバース上でできるということは、新しい価値が生まれてくるかもしれないですね。
ぜひ、そういった新しい取り組みも、今後私共BitStarもご支援していければと思っておりますし、新しい取り組みに発展していければと思います。

本日はお話をお伺いさせていただき、ありがとうございました。

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