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2023.4.5

YouTubeで再生回数を増やすには?仕組みや方法を解説

YouTubeを活用し、自社サービスのプロモーションや採用に取り組む企業が増加している昨今、思うように再生回数が伸び悩んでいるとお悩みの声を聞くことも少なくありません。

YouTubeの再生回数を増やすには、動画が再生される仕組みや、ユーザーの「再生したい」と思う心理について理解することが重要です。

本記事では、YouTubeのアカウント運用支援で業界トップクラスの実績を誇る当社が、YouTubeというプラットフォームの特徴を踏まえた、再生回数を増やすためのコツについて紹介します。

YouTubeで再生回数が増える仕組み

前提として、YouTubeの再生回数カウントに関する仕組みについて、公式から発表されている情報はありません。

しかし、「プログラムではなく人間が行った操作を反映している」といった、再生回数に関するアルゴリズムの情報は明記されています。

出典:エンゲージメント指標のカウント方法|YouTube ヘルプ

ボット(プログラム)でないと認識されるための、1再生の判定は以下の条件であると考えておくとよいでしょう。

  • 関連性のない複数のユーザーが再生ボタンをクリックしている
  • 1ユーザーが一定時間以上視聴している

YouTubeで動画が再生される主なルート

YouTubeの再生回数を増加させる施策を考えるうえで、どのようなルートでユーザーが動画にたどり着くかを把握しておく必要があります。

ここでは、YouTube上の動画がユーザーに表示される画面や行動について解説します。

ホーム画面

ユーザーのホーム画面には、YouTube側がおすすめする動画や、登録しているチャンネルの動画などが表示されます。そのため、自社のYouTubeアカウントをチャンネル登録してくれている場合、ホーム画面から動画を再生してもらえる可能性が高いでしょう。

登録チャンネルのタブにはユーザーが登録しているチャンネルの動画が一覧で表示されるため、そちらから再生されることも期待できます。

また、YouTubeの通知設定をしている場合は動画投稿時に通知が届くようになるため、チャンネル登録をしてもらえるようなコンテンツ作りは、再生回数増に必要不可欠な施策とも言えるでしょう。

YouTube上での検索結果

YouTube内の検索窓からキーワードを入力して検索すると、検索結果としてYouTube内の動画が一覧表示されます。投稿した動画と検索されたキーワードに関連性がある場合、検索結果画面から再生される場合もあるでしょう。

動画を作成する場合、コンテンツがどのような悩みや疑問を解消できるのか、ユーザーの検索行動も意識した内容にすることも大切です。

なお、検索結果に表示される動画は、キーワードとコンテンツの関連性だけでなく、直近の視聴データから分析したおすすめ動画が表示される場合や、過去の視聴履歴にもとづいて興味のありそうな動画が表示されることもあります。

自社の動画を視聴するであろうユーザーのペルソナ像を立て、そのユーザーが他にどのような悩みを持つかを想定することで、より動画を見てもらえる可能性が高まるでしょう。

関連動画

ホーム画面には、ユーザーが登録したチャンネルの動画とは別に、ユーザーの興味がありそうな動画を表示するレコメンド機能があります。レコメンド動画から新たな動画を知り、興味のある動画を数珠繋ぎ式に再生してもらう仕組みです。

レコメンドとは別に、再生している動画と関連性のある関連動画を表示する仕組みもあります。PCの場合は再生動画の右側、スマートフォンやタブレットなどの場合は再生動画の下に表示されます。

どちらもユーザーの視聴データにもとづいた動画がピックアップされるため、ニーズに近い動画として再生される確率も高いです。

YouTubeショート動画

YouTubeショートとは、縦長のフルスクリーンで再生される、最大60秒の短尺動画です。従来の長尺動画と表示される場所が異なり、YouTube アプリ内の 「ショート」枠に表示されるようになります。

YouTubeショートは、スマートフォンの上下スワイプで別動画に切り替えられるUIとなっており、TikTokなどの短尺動画メインのアプリに慣れ親しんでいるユーザー層へもアプローチが可能です。

再生回数も通常動画以上に伸びることが多く、通常動画とは別にショート動画も用意するクリエイターも多くいます。

YouTube以外からの流入

YouTubeのプラットフォーム外からでも、動画再生のルートはあります。

Googleなどの検索エンジンでは、検索キーワードから推測されるユーザーのニーズに沿った、さまざまな形式の検索結果が表示されるようになっています。キーワードによっては、検索結果画面上に動画枠としてYouTube動画が表示されることも多いです。

また、TwitterなどのSNSでも、ユーザーがシェアすることで動画再生につながるルートもあります。

そのほかにも、Webサイトの埋め込みなどから動画再生されることもあるでしょう。

再生回数としてカウントされないケースも

YouTubeにおける再生回数のアルゴリズムは公表されていませんが、人間による再生ではないと判定されてしまうと、再生回数にカウントされない場合があります。

  • 短時間の内にページを開き直して再生する
  • 何度もページを更新して再生する
  • 再生時間が極端に短い(数秒にも満たないなど)

上記は、再生回数にカウントされないケースと言われている行動例です。

ほかにも再生回数増加施策としては、実施すべきでない内容について紹介します。

YouTubeの再生回数を増やす誤った方法

  • 自分で再生回数を増やす
  • 再生回数を買う

上記の行動は、再生回数を増やすための施策として誤った方法と言えます。

それぞれ解説しますが、再生回数としてカウントされないだけでなく、規約違反によるペナルティを受ける可能性もある内容も含まれています。

自分で再生回数を増やす

YouTubeの仕様で、同一IPアドレスにおける再生操作は、一定の時間内で1回しかカウントされないようになっています。

そのため、同一IPアドレス=同じネットワークから、繰り返し再生したとしてもカウントはされません。

IPアドレスはネットワークに接続した機器に一定期間割り振られるものですので、時間を空けていなければ変わりません。つまり、短時間の内に自分自身で何度再生したとしても、あまり意味はないということになります。

再生回数を買う

YouTube動画の再生回数を販売している業者も存在するため、お金をかければ再生回数を増やせてしまいます。

しかし、再生回数の売買は規約で禁止されているため、そのような行為をした場合はYouTube側に検知されたうえでペナルティを受けることになります。

ペナルティの重さはYouTube側での判断となりますが、場合によっては運営チャンネルのアカウント停止や削除になることもありえるでしょう。

再生回数を増やしたいからといって、まっとうではない方法に手をだすことは控えるべきです。

YouTubeで再生回数を増やすコツ

ここでは、YouTubeの再生回数を増やす具体的な施策について紹介します。

初心者の方でもすぐ対応できるコツもありますので、再生回数が伸び悩んでいる方はぜひご覧ください。

チャンネル登録・高評価・コメントを促す

チャンネル登録者数が増えると、ホーム画面にも動画が表示されるようになります。そうすると、投稿した動画がユーザーの目に留まりやすくなるため、再生回数も増えていきます。

再生操作だけでなく、グッドボタンによる評価など、ユーザーからのアクションが多い動画は、YouTubeのアルゴリズムとしても評価される可能性が高いです。評価されている動画は、より多くユーザーのホーム画面に表示されるようになるため、さらなる再生回数増加につながります。

また、コメントなどのユーザーアクションも重要となります。継続的にユーザーが反応してくれるように、運営者側も返信をこまめに行うなど意識してみるとよいでしょう。

アナリティクスを活用する

YouTubeのアナリティクスとは、投稿した動画のさまざまな数値データを確認できるツールです。チャンネル内の「YouTube Studio」から、誰でも無料利用できます。

はじめの画面では「概要」「リーチ」「エンゲージメント」「視聴者」「収益」など、さまざまな分類でデータを確認できます。

  • 視聴回数
  • 総再生時間
  • チャンネル登録者数の増減

概要の画面では、上記のような動画全体のデータが表示されています。

  • インプレッション数
  • クリック率
  • 上位の外部ソース
  • 上位の YouTube 検索キーワード

リーチの画面では上記のように、動画のエンゲージメントに関する情報や、流入経路の分析をおこなえます。

YouTubeのアナリティクスを使えば、再生回数が伸びやすい動画制作の指針も決められるため、積極的に活用していくとよいでしょう。

サムネイルやタイトルを工夫する

ホーム画面などに動画が表示されても、サムネイルとタイトルで興味をひけないと動画は再生してもらえません。サムネイルとタイトルは、動画のクリック率に大きく影響する重要な役割を担っています。

サムネイルは、動画の内容に関連した画像やテキストを配置し、視認性の高い、インパクトのある画像にすることが重要です。

そのほかにも、画質が荒くないか、画像とテキストのバランスが悪くないかなど、デザインや構図も意識して作成するとよいでしょう。

タイトルは、パッと見ただけで動画内容がわかるシンプルなものであるほうがよいです。動画の説明だけなく、ユーザーが興味を持っていそうなキーワードを含めておくとクリック率が高まります。

検索キーワードを意識する

YouTube内の検索機能で上位表示させるための施策をVSEOと呼びます。検索結果画面で上位に表示されていれば、クリック率=再生回数の増加が見込めます。

VSEOは、ユーザーが検索するキーワードから推測されるニーズと、動画内容の関連性や、動画内のキーワードに影響を受けます。

また、Googleなどの検索エンジン経由でも動画が再生されることがあるので、ユーザーが検索するであろう検索キーワードを意識した動画を制作することが大切です。

動画内容以外の具体的な対策としては、タイトルや概要欄などのテキスト入力箇所に、検索キーワードを入れて投稿することです。

ただし、無理にキーワードを詰め込んで不自然な文になっては、ユーザーから不審に思われることも考えられるため、キーワードは適切な範囲で入れるようにしましょう。

再生リストを作成する

YouTubeの再生リストとは、複数の動画をプレイリストのようにまとめておく機能のことです。再生リスト内では、視聴動画が終了したら次の動画へ自動再生する仕様になっています。

YouTubeでは、投稿日順や再生回数順で並び替えることはできますが、動画は一覧でしか表示されないため、ジャンル毎にまとめ直した再生リストがあるとユーザーの利便性を高められます。

また、再生リストを作成しておくことで、チャンネル内で扱っている動画の内容をユーザーにわかりやすく伝えられるようになる点も大きなメリットです。

動画がジャンル毎にまとまっていることで、そのジャンルに興味のあるユーザーは、再生リスト内の動画を連続再生してもらえる可能性も高まるでしょう。

終了画面・カードの設定をする

​​YouTubeには動画再生終了時に、最大2種類のおすすめ動画を表示できる機能があります。また、動画の途中にも、他の動画を紹介できる「カード」を表示させる機能があるため、活用できれば他動画もあわせて再生してもらう誘導ができます。

カードは動画終了の5〜20秒の間で追加でき、16:9のアスペクト比で作成した動画の場合は、最大4つ追加できます。

仕様上、この機能を使うには動画は25秒以上あることが条件となり、子ども向けとして設定された動画や、Flash動画など一部の動画には利用できません。

出典:動画に終了画面を追加する|YouTube ヘルプ

追加方法は簡単で、YouTube Studioからコンテンツを選択し、編集する動画のエディタを選択した際に表示される「情報カード」から、追加したい動画のカードを選択するだけです。

ショート動画の投稿を増やす

ショート動画は通常動画と異なり、ランダムで表示されるため、新しい視聴者を増やしやすいといった特徴があります。また、ショート動画は長尺動画へ移ってもらうためのCMにもなるため、効果的に活用するとよいでしょう。

ショート動画を視聴するユーザーは、コンパクトでわかりやすい内容を求めている傾向があります。

そのため、ショート動画ではオープニングから倍速で自己紹介などの説明を入れたり、インパクトのある動画や画像を用意しておくのがおすすめです。また、動画の構成も「お決まりの挨拶→内容説明→オチ」など、ショート動画でよく見られる定番の型を参考にするのもよいでしょう。

ショート動画は自動でループ再生される仕様のため、何度も再生したくなるように、動画のテンポは一定に保っておくのもポイントです。

見られやすい時間帯に投稿する

想定する視聴者のペルソナが、見やすい時間帯に動画投稿することも重要です。

視聴者層によっても変わりますが、たとえば会社員であれば19時から21時頃、学生であれば17時から18時ごろだと帰宅時間と重なり、利用率が高まると考えられます。

自身の動画を視聴しているユーザーのログインしている時間帯は、YouTubeアナリティクスから確認できます。予約投稿機能を使うことで、効率的に視聴数が伸びる時間帯に投稿することも可能です。

アルゴリズム的にも、投稿後から数時間で再生回数が伸びている動画の評価が高まるとも言われているため、投稿時間の調整をすることで、より多くのユーザーの目にも留まりやすくなります。

チャンネル登録しているユーザーも、決まった時間に投稿されることで視聴を習慣化しやすくなるため、再生回数を安定化させることが期待できます。

他のYouTubeチャンネルとコラボする

自社のアカウントと関連性が高いチャンネルのクリエイターとコラボすることも効果的です。コラボする場合、それぞれのチャンネル用として2本動画を作成し、お互いのチャンネルで動画をアップする方法が一般的です。

他のYouTubeクリエイターとコラボすることで、自社アカウントの力だけでは目に留めてもらえなかった新規ユーザー層にも、チャンネルや動画を知ってもらえるようになります。

また、関連性が高いチャンネルの視聴者層の傾向は似ている可能性が高いです。

そのため、コラボしたクリエイターのチャンネル登録者にも動画を再生してもらいやすく、新規ファンの獲得にもつながります。

ユーザーとしても、ニーズを満たすために必要な情報が一気に取得できるというメリットも生まれるため、実施できる場合はコラボにチャレンジしてみるとよいでしょう。

他のSNSで宣伝する

YouTubeのプラットフォーム上や検索エンジン以外からの再生ルートを確保するには、他SNSでの宣伝が必要となります。

すでにフォローしてくれているユーザーであれば、チャンネル登録してもらえる可能性が高いため、SNSを運用している場合は、YouTubeアカウントを運用していることを宣伝してチャンネル登録を呼びかけるとよいでしょう。

また、新規で動画をアップした際にも、SNSで告知することでタイムリーに再生回数を伸ばせるようになります。

SNS運用は大変な面もありますが、フォロワーと近い距離でつながれるため、より多くのファンを獲得できていれば、YouTubeの再生回数増にもよい影響を与えられるでしょう。

動画制作・アカウント運用のプロに任せる方法も

YouTubeの動画制作やアカウント運用には、時間・労力がかかります。「もっと力をかけたい」といった思いがあるにも関わらず、社内リソースが不足している場合は、豊富な実績を持つプロに任せることも検討してみましょう。

BitStarは、ソーシャルメディアが台頭しはじめた黎明期から、クリエイター支援やコンテンツ支援事業をおこなってきました。

展開サービスのひとつであるBitStar Studio では、企業のYouTubeチャンネルの運営支援などをおこなっています。

アカウントのデータを分析した動画制作までおこなうことで、コンテンツを通じた高いエンゲージメントを構築させます。

興味のある方は、ぜひお問い合わせください

YouTubeの再生回数を増やそう

YouTubeの再生回数に関する仕様や、再生回数を伸ばすためのコツについて紹介しました。

こまかなテクニックは数多くありますが、再生回数を伸ばすためにもっとも大事なのは、データを分析したうえで視聴者に寄り添った動画を作ることです。

視聴者が求めている情報をデータから分析することは、専門的な知識や経験も必要となるため、難しく感じるかもしれません。

BitStar Studioでは、YouTubeチャンネル運営を成功させるために必要な支援をおこなっています。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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